3月3日、午前0時くらいに、ついにEC2の東京リージョンが開始されているのに気がつきました。
アマゾンからのメールで気がついた。twitterみてなかったよ…
で、青空文庫OPDSのシステムはEC2のUS-WESTに設置してあったんだけど、ついカッとなって、その日の朝までに東京に持ってきてしまいました。テヘッ。
素のOSの状態からシステムのセットアップやDBの設定、動作確認まで2時間強くらいだったでしょうか。あんまり複雑な構成じゃなかったし、コンテンツのサイズも激少だったので。
優秀な人は「こんなこともあろうか」とイメージ作成しておくんでしょうけど、弱小なので… ゴホッゴホッ
おなじクラスのサーバー契約なんですが、やっぱり国内にあるとレイテンシの関係で有利ですね。
pingの戻り:
US-West: 120ms 前後
TOKYO: 18ms 位(1時くらいに計測した時は9-11msくらいだった)
OPDSの出力: ( http://aozora.textlive.net/opds/new/ )
US-WEST: 1.6s 前後
TOKYO: 500ms 前後
結構違います。行って帰りが遠いと、どうしても時間がかかりますね。
自宅からの帯域幅は3.6MB/Secくらいでした。ちょっと想像より遅い。複合的なテストはしていないんですが、結構外との接続は枠がかけてあるか、遅いのかどちらかかも。
以前 EC2のUS-WESTとLinodeのfremontの間で計測した時は、顎が外れるような数字がでたこともあったんでちょっとだけ期待したんだけど、そこまで甘くはなかったというところ。
EC2は金額的はさくらのVPSなんかと比べると高い気はしますが、なんといっても構成の自由度とかインスタンス追加の速さとか、イメージの保存とか、関連するサービスの量と質が国内の会社とは比較になりません。
最近はニフティクラウドとかでAPIが公開されたり、イメージの保存や利用ができるようになったり、段々成長はしてるけど、まだまだ追っ掛けている印象が強い。
これまではどうしてもセンターが海外ということでレスポンスの問題から減点傾向だったけど、大本命がきて、これから国内の他の会社のサービスがどうなっていくのか、興味津々です。
まあ最近のまねきTVなんかの判決を見ていると、国内にサーバーを設置していいのか、そもそも日本に居て大丈夫なのか、という不安は漠然としてあったりなかったり。ダイレクトに影響はないかもしれないが、雰囲気というか、躊躇感がでてしまうのだよね、何か考える時に。